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WD白ラベル12TB、14TBの消費電力比較 続き

前記事の続き
各HDDの消費電力を測定していく

ワットモニターとUD-ACDC100NSを使って計測するのは今までと同じ
ただし今回は1秒ごとに表示される数値すべてを取得しグラフに表示した

消費電力測定の様子


WD140EFFX
WD140EFFXの消費電力

WD140EMFZ
WD140EMFZの消費電力

WD120EDAZ
WD120EDAZの消費電力

WD100EFAX
WD100EFAXの消費電力

WD100EFAX 2
WD100EFAXの消費電力 2

さらに過去に測定した6TBもグラフ化

WD60EFRX
WD60EFRXの消費電力

WD60EZRZ
WD60EZRZの消費電力


まず一目瞭然なのが、12TBと6TBだけヘッド退避しているということ
12TBのWD120EDAZは10分、WD60EFRXとWD60EZRZはWD純正のHDDなのでIntelliParkでそれぞれ5分と8秒に設定されている
グラフでは最初の数十秒はアクセスがあるので少しわかりにくいがたしかにそうなっているのが確認できる

WD140EMFZは変則的なグラフになっている
これが今回WD140EFFXを買う羽目になった理由である
最初は白ラベル特有の動作なんじゃないかと思って、しかしそれなら同じ白ラベルのWD120EDAZはなぜ10分でヘッド退避するのか
赤を買って確かめたものの結果はご覧の通り
無駄な出費になってしまった。本当に無駄な出費になってしまった
わざわざ高い赤を高い日本で。本当に悔しい

14TBと12TBでどうしてこんなにも違いがあるのか
それも気になるがそれ以上に今回問題になったのは10TB、WD100EFAXの消費電力である
10TBは過去に消費電力は測定済みである

 ST10000VN0004とWD100EFAXの消費電力 (2017/06/23)
 HGST 10TB Ultrastar He10の消費電力 (2017/09/21)

このときはたしかにヘッド退避していた
それが今回はまるで14TBと同じようなグラフになっている
念のためもう一つのWD100EFAXでも測定したが個体差は出たもののグラフの傾向はまったく同じ
知らないうちに何かHDDの設定を変えてしまっていたとでもいうのか
HDDの動作設定を変える?どうやって?
買って消費電力を測ったらあとは多積PCに放り込んでずっと倉庫として使っていただけなのに
動作時間?だとしたらなぜ買ったばかりの14TBと12TBに違いがあるのか
あるいはこの12TBがヘッド退避しなくなる可能性すらある

それどころか今回一緒に測定したWD60EFRXとWD60EZRZも過去にはヘッド退避しなかったはず

 WD60EZRZの消費電力 (2017/06/05)
 WD60EFRXの消費電力 (2017/06/13)

それが今回手持ちのWDEZRZ 3個ともすべてきれいにヘッド退避
以前のようにすぐ消費電力が上昇することはなかった

こうなるともうわけがわからない


各HDDの消費電力を表でまとめた
上のグラフはワットモニターの表示そのままなので、ここで1.0W引いてHDDの値にする
また回転停止部分はOWL-PCSPS3U3U2の測定値から0.4W引いた値としている

起動時アイドル平均1アイドル平均2全体平均ヘッド退避回転停止
WD140EFFX19.7W8.3W6.7W7.9W---1.3W
WD140EMFZ20.6W8.0W6.4W7.6W---1.3W
WD120EDAZ23.7W6.9W------4.6W1.2W
WD100EFAX23.1W7.1W5.7W6.7W---0.9W
WD100EFAX 223.4W7.4W5.9W7.1W---1.0W
WD60EFRX14.5W6.0W------4.2W0.6W
WD60EZRZ13.7W6.1W------4.3W0.6W

アイドル平均1はWD140EFFXでいうと消費電力の高い部分、12分間の平均値
アイドル平均2は消費電力の低い部分、4分の平均値
さらにその両方をあわせた平均を全体平均とした
ヘッド退避するものは周期性がないため全体平均は出していない

こうしてみると消費電力はどれも特別低いわけでもなく…容量を無視すれば6TBがいかに優秀かわかる
もうWD純正のHDDは6TBで終わりなので、どうやってもヘリウムから選ぶしかないが
しかしヘッド退避するWD120EDAZもかなり優秀である
とにかくヘッド退避するかしないかで雲泥の差がある
だからこそ今回のWD100EFAXの結果には愕然としている
2つ測定して差があるのは個体差だろう
同じHDDでもこれだけの差があるというわけだ。平均値を出しているからより信頼性が高まる
おそらくWD140EFFXとWD140EMFZも個体差の範囲内だと思う
そうなるとやはりこの2つはほぼ同一のものと考えてよさそうだ



1TBあたりの消費電力

1TBの消費電力
WD140EFFX0.56W
WD140EMFZ0.54W
WD120EDAZ0.38W
WD100EFAX0.69W
WD60EFRX0.70W
WD60EZRZ0.72W

やはりヘッド退避する12TBが圧倒的に低い
ヘッド退避するものは全体平均が出せないためTBあたりの消費電力もヘッド退避のみで計算してある
WD100EFAXは2つの平均値を記載した

仮に12TBがすべて、必ずこの動作をするならワットパフォーマンスはダントツである
しかし10TBのように以前はヘッド退避していたものが今回は退避しない。なんてことになればすべてご破算
というかその可能性が高い
とりあえず現時点では、という程度の認識にしておかないと
しかし14TBにおいてはこれ以上悪くなることはない
TBあたりの消費電力も優秀
そして今回買った$224.26(28500円)も容量あたりの値段は12TBとほぼ同じである
となるとコスパは14TBのほうがいい
5400rpmの最大容量は14TBなので、今買うべきは12TBか14TBなわけだが外付け14TBがここまで安いともはやこれ以外選択肢はないようなものである
今回はちょっと無駄に買いすぎたのでしばらくは買い控えるが…
ただ特価の頻度を考えると12TBあたりが一番入手性が高いかもしれない

今年は18TBのCMRと20TBのSMRが出るということで、一度はペースが落ちたかと思ったヘリウムも多プラッタ化で勢いが増しているようにすら感じる
5400rpmが出るのはもっと先だけど、手持ちのHDDが全てヘリウムになる日もそう遠くないかもしれない

5400rpmといえば、日立ヘリウムは実はすべて7200rpmで5400rpmは偽装だという話がある
たしかに過去測定したときはヘッド退避していたWD100EFAXも今回の結果ではHUH721010ALE604と同じような結果になっている気がする
実物がもう手元にないので改めて測定はできないが…もっとちゃんと計測しておけばよかった
消費電力も同じで速度も遅いとなるともう5400rpmの存在価値はないんじゃないかと思うが、それでもまだ音という明確な差が10TBにはあった
今回もUltrastar14TBを買って比較したかったけど、WD140EFFXの無駄買いでもう無理
おそらく同じヘリウムなので、14TBでも音だけは違うと思いたい
今回はなにより圧倒的安さというのがあったけど、今後16TB、18TBも同じようにコスパのいい白ラベルがきてくれるかどうかはわからない
HDDは買えるうちに買っとかないとね
海門は10TBで懲りてるのでしばらく買う気は起きないが、東芝のMG07ACA14TEやMN07ACA14Tなんかも日立ヘリウムとは形状が違う第3のヘリウムなので、一度比較してみたいところだが…
こんなことやっていたら本当にいくら金があっても足りん

 
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