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PeerCastのIPv6ポート開放のやり方

IPv6はIPv4より混雑しない新しい通信方式
もちろんポート開放もできるのでピアキャスも今まで通り見ることができる

混雑しないということは混雑する時間帯に快適になるだけで、回線速度自体が速くなるわけではない
平日の日中なんかはIPv6もIPv4も回線速度はほとんど同じである

そんなIPv6をなぜ導入することになったのか
速度低下はもともと感じていた、夜8時ごろから急激にネットが重くなってピアキャスはブッチブチ
普通のサイトですら画像の読み込みが遅いこともある
土日なんか昼間から遅い しかしこれはどうせプロバイダのせいだと、2年縛りが終わったら別のとこに変えようと思っていた
そんなときビッグローブからメールが来る

ビッグローブのメール

NAT64/DNS64にしたよと
なんだそりゃって感じでそのまま放置していたが、ほどなくして気づく
ネット接続がいつのまにかIPv6になっている!
なぜ気づいたのか、それはピアキャスのポートが未開放になっていたからである
NAT64/DNS64はIPv6オプションの一種らしい
IPv6といってもプロバイダごとに接続形式が違うようだ

IPoE_IPv6+IPv4接続について (isp_select @ ウィキ)

つまり、今まではインターネットプロバイダPCだったものが、インターネットVNE(Virtual Network Enabler)プロバイダPCという感じになったと
正確にはVNE事業者がISPにIPv6網を卸提供しているということらしい
だから実際はISPを通さずVNEによるIPv6接続が行われている
このへんのことは調べれば調べるほどわけがわからなくなるので適当に引き返したほうがよさそうだ

さて、IPv6になったはいいがポートが閉じてはどうしようもない
ポート開放をするにはIPv6対応ルーターを買わなければいけない
IPv6対応かどうかは商品ごとに確認する必要があるが、だいたい2018年以降に対応製品が多い
対応していても初期のものはファームウェア更新が必要なものもある

今まで使っていたルーターはIODATAのWN-G300GRで一番右のやつ

ルーターの写真

一番左がフレッツ光のONU、隣がバッファローのWSR-1166DHP4、その隣がエレコムのWRC-1167GST2
接続回線はフレッツ光ネクスト マンション・スーパーハイスピードタイプ隼
各部屋まで光回線が敷設してある一番理想的な形式である。コラボにはしていない
大都会では4月から10Gbpsのフレッツ光クロスというのも始まるらしいが、うちには当分関係ない
ONUにはルーター機能はないため何かしら用意する必要がある



WN-G300GRの設定画面

インターネット接続方法 ステータス

なんとも古臭い設定画面
といっても2013年発売でいうほど古くもない
うちはPC4台でスマホも持ってないので、ギガLANポート×4+おまけ程度の無線というのが購入条件となった

初期状態のアドレスは192.168.0.1
PPPoE認証を選んでプロバイダからもらったユーザーIDとパスワードを入力
これがネット接続の基本だが、どうやってネットに繋いだのかもわからないという人が世の中にはけっこういるらしい
実家暮らしならまだしも、一人暮らしで最初にどうやって繋いだんだろうか

実はこのルーターでもIPv6接続自体はできる
それが画像にもあるIPv6パススルーを有効にするの項目
初期状態ではこれにチェックが入っている
だから回線がIPv6になっても気づかずネット自体はできてしまうというわけだ
パススルーは何もせず通す、つまりルーターをつけてないのと同じ振る舞いをするらしい
もちろんルーターのスイッチングハブの機能は残るしローカルIPもそのまま
IPv4でできていたポート開放などができなくなる

ポートの開放

ポート開放は詳細設定で行う
ローカルIP、プロトコル、ポート番号を入力するだけ

このルーターの欠点はとにかく設定変更のたびに90秒かかること
ちょっとした変更でもすべて90秒、もちろん接続も切れる
ただし設定さえ固まればあとはめったに変更するものでもないので、めんどくさいのは最初だけだが
見た目も安っぽいが、実際安物だし。逆にこれ以上何を求めるのかというくらい、何も不満がない



WSR-1166DHP4の設定画面

IPアドレス取得方法 IPv6接続方法

192.168.11.1にアクセス
さすがIPv6対応ルーター、たくさんの接続方法がある
普通はインターネット@スタートで問題ない
回線を自動判別していずれかのIPv6接続になる
うちはIPv6オプション、これはビッグローブ専用となる
以前はIPv6プラスだったが、自前でVNEもやるようになったようだ
ONCバーチャルコネクトはその名の通りOCN向け、ほかにもぷららやDTIなど
transixはIIJmioひかり、BBエキサイトなど
v6プラスはSo-netやニフティ、ほか多くのISPがこの形式のようだ
OCNに次いでユーザー数が多いであろうYahoo!BBはレンタルされるBBユニットでしかIPv6接続はできない
ほかにもASAHIネットなんかは有名なISPだが、こちらも自前でVNEをやっている
接続方式はtransix(DS-Lite)らしいが、市販のルーターには対応していないとかなんとか。調べてもよくわからない
また電力系のeo光も専用ルーターのようだ

IPv6の項目はそれほど多くない
IPv6を使用しないはIPv4接続時のみ設定できる
NDプロキシを使用するIPv6ブリッジを使用するが通常選択するものとなる
NDプロキシのほうがセキュリティ的にいいとかなんとか
NTTフレッツ光ネクストを使用するIPv6ネイティブを使用するはよくわからない

PPPoE接続先設定

PPPoEクライアント機能を使用するでIPv4接続になる
ユーザー名とパスワードを入れる
そもそもこのユーザー名とパスワードの認証がIPv4の混雑の原因らしい
だからIPv6にはそんな項目もないし何もせずともネットに繋がる
なぜ繋がるのかは俺にもわからん

DHCPサーバー設定

LANの画面ではDHCPサーバー設定がある
初期状態では48時間だが、48時間たつとネットが一時切断されるおそれがあるので長めに設定しておいたほうがよい
とりあえず0足して480時間に
ローカルIPアドレスも手動割当にして固定しておくとよい
これはInput DirectorのようなIPを指定したソフトが正常動作するため
またポート開放もローカルIPを指定するのでIPが変わると面倒なことになる

ポート変換 ステータス画面

セキュリティーポート変換でポート開放ができる
IPv6で繋いでいると利用可能ポート番号が出てくる
これがIPv6の最大の特徴で、限られた240個のポートしか開放できない
グループは何も書かなければGroup01といった感じで自動で振り分けられる
Internet側IPアドレスエアステーションのInternet側IPアドレスのままでよい
PPPoE側だけにも設定できるが特に必要ないだろう
プロトコルはTCP、任意のTCP/UDPポートに範囲内のポート番号を入れる
LAN側IPアドレスにPCのローカルIP、LAN側ポートは空白でよい。どのみち同じポート番号が自動で入る
これだけ。ポート番号が違う以外はすべてIPv4のときとやり方は同じ
ステータスのシステム画面には接続方式やIPが見れる
IPv4アドレスは見慣れた形式、IPv6のグローバルは英数字になっている
画像の数字は適当にいじってあるので参考程度に



WRC-1167GST2の設定画面

繋ぐとすぐにパスワードを求められた
アドレスは192.168.2.1

HOME画面

カラフルな設定画面。なんかWin10ぽいな~

WAN設定

WAN&LANの設定。バッファローより項目が少ない
固定IPとDHCPは違うので、自動判定とPPPoEとtransixしかない
自動判定にしたらちゃんとIPv6オプションになった
MAP-E方式はひとまとめにしているのだろうか

PPPoE設定 transix設定

PPPoEはユーザー名とパスワードを入力
transixはよくわからん

接続端末の一覧

接続端末の一覧、PC2台つないでいるがなぜか何も表示されない
しかしほかのルーターと違って左のメニューがないからわかりにくいな
いかにも初心者向けっぽい感じ

固定DHCP設定 ポートフォワーディング設定

固定DHCP設定ポートフォワーディング
ローカルIPは192.168.2.100から始まる
ポート開放はほかと特に変わらない



ここまででもうポート開放は終わっているはずである
ポート開放が必要なソフトを起動して開けたポートを指定する
その際よく使うのがポートが開放されているか確認するサイト
似たようなサイトはいくらでもあるので適当に、簡易TCPポート開放チェックスクリプトで調べる

簡易TCPポート開放チェックスクリプト ピアキャス情報

開けたポートを指定したのに接続失敗と出る
ここで注目したいのがIPアドレスの部分
簡易TCPポートチェックのほうは123.132.232.135なのにピアキャスのほうは22.236.32.236になっている
診断くんで自分のIPを見てみる

診断くん

ビッグローブの場合西日本はすべてosk.mesh.ad.jpになる
つまり一般的にネットをする場合このIPで向こうから見えているわけだ
ピアキャスやほかのポート開放が必要なソフトはIPv4アドレスで接続になる
もう一度、今度は自分のIPも指定できるサイトで確認してみよう
ポートチェック【外部からポート開放確認】 (CMANインターネットサービス)

ポートチェックテスト

たしかにポート開放はできているようだ
よく見るとリモートホストがosk.mesh.ad.jpだが少し違うアドレスになっている
というわけで少しややこしいことになったがポート開放自体はできている

だがここからが問題なのである
ピアキャスはポートチェックを通したpcypでチャンネルを表示して配信をつける
そのポートチェックが上のようなサイトと同じIPv6で入ってしまっているのである

pcypLiteのSP

SPのサイト

当然このようにSP◆ポート未開放 ポートが開放されていません。と表示される
SPのサイトでもPort check:Rejectedとなっている

ここからが本当に苦労した
IPv4のピアキャスに対してIPv4のポートチェックを通す方法はないのか、あるいはIPv6でポートを使うソフトを常時起動させてポートチェックに対応するとか
3日くらい調べまわってついに解決にたどりついた

IPv6の優先度の変更 (パソコンたすかるHowTo)
IPv4を優先するコマンドで1行追加後Windowsを再起動するとlocalhostの名前解決がIPv6になる (ITよろづや)

IPv6がIPv4になると。まさにこれだ!と思った

IPv6の優先順位 IPv6の優先順位 Win7

netsh interface ipv6 show prefixpoliciesで現在の優先度が見れる
Win10のほうが項目が多い
::ffff:0:0/96がIPv4の優先度、これを一番上に上げてやるといいらしい
参考サイトにもあったのだが、そのままこの行だけ設定するとOS再起動でほかの優先度が消えておかしなことになる

一行だけになる

ということで全行設定が基本らしい


netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::ffff:0:0/96 60 4
netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::1/128 50 0
netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::/0 40 1
netsh interface ipv6 set prefixpolicy 2002::/16 30 2
netsh interface ipv6 set prefixpolicy 2001::/32 5 5
netsh interface ipv6 set prefixpolicy fc00::/7 3 13
netsh interface ipv6 set prefixpolicy fec0::/10 1 11
netsh interface ipv6 set prefixpolicy 3ffe::/16 1 12
netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::/96 1 3


これをそのままコピペするだけでよい。一行ずつちゃんとセットされる

優先順位の変更 PC再起動後の優先順位

OS再起動してアクティブ状態がちゃんと入れ替わっていることを確認
よくわからなくなった。うまくいかなかった場合などはnetsh interface ipv6 resetで一度元に戻してPC再起動すればよい
pcpyLiteやPeCaRecorderの設定ポートは当然開けたポートにする必要がある。もちろんピアキャス本体も
更新してポートチェック、帯域チェックを済ませると無事2000kbps Overとなる

pcypLiteのSP

さて、ここで一つ疑問が残る
せっかく混雑回避のためにIPv6にしたのにIPv4優先にしてしまったら速度が落ちて意味がないんじゃないか
これは問題ない。どちらも使うのはIPv6網だからである

接続イメージ

イメージ的にはこんな感じになっている
ネットワークに詳しいわけではないので正確ではないかもしれないが、ようするにIPv6とIPv4の2つのIPアドレスがあるという認識でよい
まず今の状態は

aaa-PC:ポート開放OK、ポートチェックNG、IPv6優先
ccc-PC:ポート開放OK、ポートチェックOK、IPv4優先

である。ccc-PCが優先度を変更してpcpyLiteですべての配信が見れる状態
aaa-PCも同じくポート開放はしているがYPではポートチェックのない配信だけ表示される状態である
この状態で適当な配信をつけた場合、外から見える自分のIPアドレスはIPv6用のIPv4アドレスとなる
つまり、ビッグローブの場合は

① flh3-123-132-232-135.osk.mesh.ad.jp (IPv6)
② flh2-22-236-32-236.osk.mesh.ad.jp (IPv6のIPv4)
③ FL1-20-232-22-100.hyg.mesh.ad.jp (PPPoE)

の3つのIPを使い分けることができる
東京か大阪に住んでいる人は見かけ上は全部同じようにみえるわけだ
といってもよく見ると最初の部分でどの接続方式か判別できるようになっている
IPv6でピアキャスに繋ぐと②のように他からは見える
したらば等の掲示板に書き込むときはIPv6優先のPCなら①、IPv4優先なら②になるのでIDの使い分けといったこともできる
2台のPCがある環境で説明したが、PC1台なら①がなくなるだけでほかは何も変わらない
別に何か不便になるわけでもないので気にせず優先度を変更すればよい
ほかにわかりやすいのがv6プラス、JPNEを通すのでv4.enabler.ne.jpとなる
今のピアキャスでも散見される。そのリスナーのポート番号も7144じゃないことが確認できる
transixの場合はshared.user.transix.jpになるみたい

ここまでで無事ピアキャスにつなげられたならもう困ることはないはずだ
夜中ブッチブチだった配信が見違えるように快適になっていればIPv6にした甲斐がある
最近夜になると不安定になる配信がいくつかある
いくらこっちが速度低下がなくなっても、配信者自身が速度低下に悩まされていては意味がない
一刻も早くIPv6化が進んでほしいものだ
最近でも下流を見た感じまだ9割以上がIPv4のまま、7144以外のポートを開けているリスナーはほとんどいない
奇跡的にIPv6で7144ポートを当てている可能性もあるが…

ところでこのIPv4優先の設定、もしかしたらプロバイダや環境によっては必要ないのかもしれない
というのもピア界隈でこの手の話を一度も聞いたことがない
IPv6にしたというリスナーはちらほらいるようだが、ポートを変えたらいけた。というすんなり報告しか聞かない
ピアにはもちろんネット関連に詳しい人もいるが、そうでない人のほうが大半である
ポートが開いていれば配信と視聴自体は可能である。しかしポートチェックのある配信情報が取得できないはず
いったいどうやって切り抜けているのか
うちの環境ではWin7もWin10も優先順位の変更をしないとポートチェックは通らなかった
あるいはぺからいぶなどというブラウザで見るサイトに頼っているとか
ピア配信をブラウザで見るなど愚の骨頂である
詳細のうしろについているvia Peercast Gatewayというのもなかなか滑稽である
外配信ならまだしも、10年以上配信してるようなのがこんなのつけていると違和感しかない
やはりIPv6でポート開放すらできないまま配信してんじゃないかと勘ぐってしまう


実はIPv6には欠点がある
それはIPが変わらないこと
IPv4のときは、たとえばモデムの電源を落として再起動すると当然IPも変わる
そのつどSPの帯域チェックをする。というのが基本である
しかしIPv6は何度モデムやルーターを再起動しようがIPがかわらない。よって帯域チェックもずっとそのまま

IPが変わらないことを利点と感じる人もいれば、欠点と感じる人もいる
夜以外はそれほど速度低下がないのでIPv4も残しておくと便利だったりする
ここはプロバイダ選びにおいても非常に重要になってくるので、IPv6契約の際よく確認したい
プロバイダによってはIPv6のみでIPv4(PPPoE)なしのプランしかないこともある
またtransixやOCNバーチャルコネクトなんかもポート開放できるできないだの情報が飛び交ってるのでよく調べたほうがいい
ポート開放においてはv6プラスかビッグローブが安定なんじゃないかと思う
ビッグローブ安いし
プロバイダによっては途中でVNEが変わる可能性もあるが
ルーターのメーカーサイトにはIPv6対応リストがあるのでそこから選ぶのもいいかもしれない

あとIPv4のIP変更に関して
よくある方法がモデムの再起動
一度ネットが切れて再度繋がるとIPが変わっている
アイオーデータのWN-G300GRのころは自分もそれをやっていた
しかしバッファローのWSR-1166DHP4にしてからはそれがうまくいかない
スムーズにネットに繋がることもあれば、全然繋がらなくて挙句ルーター再起動までする羽目になることがしょっちゅうある
非常にめんどくさい。時間がかかる
そこでおすすめなのが、Internet設定のPPPoEクライアント機能を使用するIPv6オプションを使用するを切り替えること
それぞれの切り替えに20秒と40秒ほど、合わせて1分くらいでIPv4のIPアドレスを確実に変更できる
これの利点は席を立つ必要がないこと。ブラウザですべて済ませられる
さらに右上にある接続アイコンでネットに繋がったタイミングが一目でわかる

間違いなくこれが最速かつ最良の方法だと思う
唯一の欠点は、一定時間後に自動ログアウトされる点
アイオーのときはログインしっぱなしだったので、その一手間だけが惜しい
バッファローのルーターを買うならアマゾンマケプレのバッファローダイレクトがよい
どれもほぼ新品なのに安い

こだわりがなければエレコムでもよい
ヤフオクでWRC-1167GST2が格安で出品されているので狙い目だ
無限在庫なのかずっと同じ値段で放出し続けている

ヤフオクのルーター

価格コムの売れ筋はNECのAtermかバッファローだけどね
ルーターなんかこだわらなければなんでもいい


  
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テーマ : インターネット関連
ジャンル : コンピュータ

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