Windows10アップグレード開始

7月29日に無料提供が始まったWindows10
自分でもアップグレードしつついろいろ集めた情報を整理してみる


アップグレードしたPCは2つ
・Lenovo Miix2 8 タブレット
・CeleronG1840 H81I Mini-ITX デスクトップPC
当初はタブレットだけアプグレするつもりだったけど、ちょうどサブPC組んだところなので実験台になってもらった


■Windows10アップグレードはメディア作成ツールから行う
MicrosoftのサイトにツールがあるのでそこからインストールUSBメモリを作る
http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

これはWin8.1と同じなのでたいした作業ではない
今回はMiix2 8とデスクトップPC用に32bit、64bit両方作成した

Windows10 MediaCreationTool Windows10 MediaCreationTool


■Win7からアップデートした場合パーティションはそのままになる
Win7をレガシーブートしている人は多いと思うが、アップデートした後もUEFIに切り替わるわけではないようだ

ディスクの管理 アップグレード後 ディスクの管理 クリーンインストール後

左がWin7からアップデート後のWin10、パーティションが1つのままになっている
右はUEFIでクリーンインストールしたWin10、EFIシステムパーティションと回復パーティションができている
同じ環境でUEFIにしてもわずかに速くなる程度なので特にどちらでもかまわないだろう。そもそもSSDの時点でじゅうぶん速い
ただし2.5TB以上の起動ドライブの場合UEFI必須となる
H81Iの場合BIOS画面で起動ドライブをUEFI Hard DiskにしておくとUEFI起動になる

H81I UEFI画面


■Miix2 8のWin10クリーンインストール後の容量は約10GB
Win8.1のときは12.6GBだったのでよりスマートになったようだ

*過去記事参照
 Lenovo Miix2 8 59399891 続き (2015/01/15)

ローカルディスクのプロパティ CrystalDiskMark

ディスクのプロパティ画面も変わっている
速度もはかってみたがWin8.1のときと特にかわりはない

アプグレ後は回復パーティションが後ろに新たに作られてしまうので、これが嫌でクリーンインスコする人も多いだろう

ディスクの管理 アップグレード後 ディスクの管理 クリーンインストール後

クリーンインストール後は手前の回復パーティションが450MBになり後ろはすっきり消えている
Win8.1のクリーンインスコ時も同じように300MBの回復パーティションが作られていた
デスクトップのほうも450MBだったのでどうやらPC環境に関係なくWin10は450MBで固定のようだ


■Win10は8.1より使いやすい?
1つ飛ばしの法則でいうならWin10は当たりのはずだが…現時点ではWin7から乗り換える価値があるとは思えない

デスクトップ

Windows10インストール後のデスクトップ画面
スタートメニューの横にタイルが表示されるようになった
これがWin10かうわーすげーと最初は興奮したが、しばらく使っているとどれも使わないことに気づく
んでタイル全部はがしたスタートメニューがこれ

スタートメニュー

Win7のスタートメニューを1列にしたただけやん…
あとWin10で導入された新ブラウザ「Microsoft Edge」
てっきりIEがなくなってかわりに搭載されたのがこれだと思ってたよ
使ってみてすぐわかるけど、「ストアアプリ」なのよねこれ
もちろんIEはちゃんと残ってる。上の画像のようにタスクバーにピン止めしなおせばいいだけ

アプリがデスクトップ上で使えるようになってたしかに使い勝手はよくなったように見えるが、やはりアプリ自体が邪魔
使いやすいWindowsを目指すことがアプリを排除することという、進化してるんだかしてないんだかよくわからない状態だ
アプリを使いこなせていないユーザーが悪いと言われればそれまでだが
デスクトップOSとタブレットOSをひとつにまとめようということ自体無茶で無謀で無理なことなんじゃないかと思う


■Win10で困ったこといくつか
・Windows Media エンコーダがインストールできない
インストールしようとするとDirectX Media 8.1以降が必要だといわれる

Windows Media エンコーダ

それならばとランタイムを落としてきてインストールしても通らない
ただしKoToEncoderは問題なくインストールできるので今後はこちらを使うほうがよさそう
Expression Encoder4もインストールできるがコーデックがVC-1しか選べないのでお勧めできない
ごく一部の人向けの情報…
これでFLV配信が普及したら困るねえ

・TVTestで映像がうつらない
Win7では標準で対応していたMicrosoft DTV-DVD Video Decoderでエラーが出るように
CyberLinkのPowerDVDに含まれているCLVsd.axを入れるとよい
ここから過去バージョンを落とせる
http://www.filehorse.com/download-powerdvd/
対応しているのは13.0.18524まで
それより新しいバージョンは外部から使えなくなっているらしい
exeを解凍して内部のVideoFilterフォルダにCLVsd.axがある
これをDirectShow Filter Toolで登録すればTVTestのデコーダで使えるようになる

DirectShow Filter Tool

DTV-DVD Video Decoderも入っていて一見使えそうに見えるがTVTestではエラーになる
ほかにもLAV FiltersやDscaler MPEG Filters等いろんなものがあるので比較してみるのもおもしろいかもしれない

*参考
 TvTestで使える無料のMPEG-2デコーダフィルタ「Dscaler MPEG Filters」 (TeraDas-テラダス)

ほかにもTVTest DTV Video Decoderを使うという手もある
TVTestVideoDecoder.jpg→zipに変更
ファイルを解凍してコマンドプロンプトからregsvr32.exe TVTestVideoDecoder.axするだけ
これが一番簡単だな

・Windowsフォトビューアーに関連付けが変更できない
ファイルを開く際に変更しようとしても既定のプログラムに表示されないので簡単には変更できないようだ
普通の関連付けの場合、コントロールパネル→プログラム→既定のプログラム から変更できる

既定のプログラム プログラムの関連付け

初期状態ではメディアファイルがGrooveミュージックや映画&テレビ等のアプリに関連付けられているため、標準のWindows Media Playerに戻したり好きなソフトに切り替えればよい
プログラムから変更するか、拡張子からプログラムを選べばよい
ただしWindows フォトビューアーは.tifと.tiffしかない

Windowsフォトビューアー関連付け

ここを参考に変更できた

 Windows Photo ViewerでPNGファイルを表示する (Think IT)


■ライセンス認証に関して…
結局のところ気になるのはこれなわけで
Win10アップグレード開始以降ひたすらこれに関する情報を集めていた
いくつかあげると

アップグレード後のWin10プロダクトキーはすべてGeneric Keyという共通キーに置き換わる
今回アップグレードしたWin10 Home32bitとPro64bitのプロダクトキー

3V66T 8HVX7

どちらもググれば多くのサイトがヒットする
Generic KeyというのはOSインストールの際プロダクトキーを入力せずスキップした場合に自動で入るもの
これで認証が通るということは

アップグレードをしたPCの情報がGeneric Keyと紐付けされ認証される
ということ。これならアップグレードをしてないPCにWin10を入れたところで認証は通らない
その場合パッケージ版なり手持ちの有効なプロダクトキーで新規インストールすることになる
さらに一度アップグレードで紐付けされればクリーンインストール後も自動で再認証される

ここらへんは確定情報で聞けば納得できる話
問題はここからで

PCの構成と認証の紐付けはマザーボードとMACアドレスが重要?
一度認証されたPCがどこまで構成変更可能かは確定情報がまだ不足している
マザーボードは当然一発アウトだろうけど、NICを変更したら認証外れたという情報もあった
さらにCPUの変更も数回程度、メモリーも判定が厳しいとの声もある
どれも憶測や妄想ばかりで話にならないのでSSDとNICだけ試してみた

SSDとNICの変更

見ての通り認証に影響なし
念のためオンボの蟹を無効化してある
つまり新しいSSD買ってOS入れなおしたりNICを差し替えたりしても問題ないというわけ
マザー縛りの中できる自作にも限りがあるし、最近のマザーはすぐソケット変更するので一度タダで通ったWin10認証を維持し続けるのも簡単ではなさそうだ

アップグレードし終えたWin7のプロダクトキーはどうなる?
当然キーは失効してWin10に引き継がれる
そう思ってる人は多いだろうし俺もそう思っていた
G1840のPCをWin10にしたあとWin7のプロダクトキーを別のサブPCに入れたら、認証されたのよね
もちろん今後弾かれる可能性もあるので、とりあえず起こったことをそのまま書いただけ

1年後以降のクリーンインストールは可能か
とにかく認証に関してはこれが一番の疑問点
1年間アップグレード無料と銘打ってる以上、これができたら1年という期間が何の意味もなくなるので
仮にこれが可能なら、現時点で所有しているPCをすべてアップグレード→認証だけ済ましておいてWin7を使いながら好きなときにWin10クリンインストールができてしまう
で、それはさすがにありえないので、おそらく1年後にGenericKeyによる認証をすべて弾くようにするんだろうけど、それだとWin10で使い続けているPCのクリーンインストールできる期間も1年限定になり、以降はOSによる復元機能を使うしかなくなることになる
さらにこれを回避するために、デュアルブート環境を作ればいいんじゃないかという考えも出てくる
クリーンインストールを済ませたWin10と現行のWin7を同じマザーボード上で動かし続ければ今のところ認証は維持されるわけで…
とにかくWin10の無料アップデート、いろいろとガバガバすぎる。というのも

割れOSからもアップグレード可能…?
まあこれに関しては詳しくないので、KMSとかMAKとか
クリーンインストールできれいな正規Win10のできあがりって話らしい
ただこれが1年後以降も使えるのかどうか、それはそのときにならないとわからない
アップグレード前のプロダクトキー情報がWin10に紐付けされていたとしたら…前述したWin7ももしかしたら時限式なのかもしれない


結局Windows10にアップグレードすべきなのかどうか、それを判断するのはまだまだこれからだろう
実際Win10を使ってみてそんなに悪い印象はないし様子見しながらメインPCに入れるのもありかなと感じた
ただWin10入れてまずやることがWin7に近づける作業というのは、なんだかむなしい
じゃあタブレットでこそ真価を発揮するのかと思いきや、Miix2 8を使うにあたって特に変化したことはない
Win10でPCが軽くなった!という声もあるが何を根拠に言ってるのやら
クリーンインストールしたPCを初めて触った感想じゃねえんだから

不要なものを削ぎ落として必要なものを足していったら、だいたい同じようなところに落ち着く
結局慣れてしまえばどれも快適
別にどっちでもいい。安定したほうでってなるわな
Win7の延長サポートは2020年1月まで
ここ最近は値上がりやPCパーツ全体停滞感があるとはいえ、4年半という期間は自作erにとってはとても長い
今Win10にするのが得かどうかなんて誰にもわかるわけがないし、自分がやりたいようにやるのが一番だろう

関連記事
[ 2015/08/11 13:29 ] PC | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://rumatan7144.blog.fc2.com/tb.php/73-187f6138