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H81M ECOは本当にエコなのか

MSIの省電力マザー、ECOシリーズ
その消費電力を実測していく


Z87M-PLUS H81M ECO

テスト環境

CPUi5-4440
CPUクーラーリテールクーラー
マザーボードH81M ECO / Z87M-PLUS
メモリW3U1600HQ-4G
SSDSK hynix HFS250G32TND-3112A
電源KRPW-SS500W/85+
OSWindows7 / Windows10
測定器ワットモニター TAP-TST8

比較のためASUSのZ87M-PLUSを用意した
普通に考えればまず負けるわけのないZ87チップセットが相手なのでかなりH81 ECOに優位な状況といえよう
念のためWin7とWin10両方で計測する

 



マザーボード設定

まずH81M ECOには左上にECOボタンがある

ECOモード

これを押すとLounge、ECO、Serverの3タイプのプリセットが選択可能となる

Lounge ECO
Server

ただしECOモードを有効にするとCステートの設定等も固定されてしまい変更できなくなるので、これはただの簡易設定でしかないようだ
CPU温度やシステムファンの設定が自動的に決まる

さらにこのマザー特有の設定だろうか。Cut Powerという項目からLEDやファンを無効化できる

Cut Power CPU Features\Intel C-State

CPUファンとケースファンを止めるわけにはいかないので残り下4つを無効化して消費電力を測る
Cステートの項目は初期状態はAutoになっているのでEnableにし、C1E SupportとC7sを有効にする

Settings\Advancedに消費電力に関係ありそうな項目はなさそうだ
EuP 2013は待機電力を削減する設定らしく実際消費電力に影響はなかった

Settings\Advanced EuP 2013

Z87M-PLUSには省電力に関する項目がたくさんある

ASUS BIOS画面

EPU Power Saving Mode、C states

EPU Power Saving Mode CPU C states

DMI Link ASPM Control、ASPM Support

PCI Express Configuration NB PCIe Configuration

さらに画像を取り忘れたが、Advanced\Platform Misc Configuration\PCIE Native Power ManagementとNative ASPMの設定もある
これらを変更することでどのように消費電力が変わるのか見ていく



消費電力

各項目を変更することで何W下がるのか表にまとめる
各マザーのWin7とWin10、さらにGTX750Tiを付けた場合の4パターンを比較

H81M ECO
Intel C-State:Auto→Enabled
 C1E Support:Disabled→Enabled
 Package C State Limit:Auto→C7s
CPU Powerの下4つをDisable

初期値
H81M ECO Win720.316.616.4
H81M ECO Win1020.316.616.3
H81M ECO+750Ti Win730.927.527.1
H81M ECO+750Ti Win1030.928.027.5

H81M ECOのECOボタンはいずれの環境においても①にすら届かないため省略した
Win7の例でいうと、ECO=18.5W、Server=18.5W、Lounge=19.0Wとなった

Z87M-PLUS
①Ai Tweaker\
 EPU Power Saving Mode:Disabled→Enabled
②Advanced\CPU Configuration\CPU Power Management Configuration\
 CPU C states:Auto→Enabled
 C7 Latency:Long→Short
 Package C State Support:Auto→CPU C7s
③Advanced\PCH Configuration\PCI Express Configuration\
 DMI Link ASPM Control:Auto→Enabled
 ASPM Support:Disabled→L0sL1
④Advanced\System Agent Configuration\NB PCIe Configuration\
 DMI Link ASPM Control:Auto→L0sL1
 PEG - ASPM:Disabled→ASPM L0sL1
⑤Advanced\Platform Misc Configuration\
 PCIE Native Power Management:Disabled→Enabled
 Native ASPM:Disabled→Enabled

初期値
Z87M-PLUS Win721.320.318.016.616.616.6
Z87M-PLUS Win1020.819.916.415.115.1
Z87M-PLUS+750Ti Win732.031.227.7.126.626.026.0
Z87M-PLUS+750Ti Win1031.930.927.526.425.8


結果H81M ECOがZ87M-PLUSより下回ったのはWin7グラボなしの環境だけとなった
それすらもわずか0.2Wの差で、ほかはZ87M-PLUSが1W以上低いという優秀な結果を出している
Z87M-PLUSの⑤はWin7では変わらず、Win10では増加してしまたので+と表記している
それ以外のマザーボード設定も変化がないか増加するものがあったので、だいたいこのあたりで終わらせている
あまりむやみに設定を詰めすぎてもトラブルの元なので。なによりめんどくさい…

H81M ECOという名前を冠しておきながら、この結果はあまりに残念だ
マザーボードの消費電力はそれ単体では測定できないため今回のデータも所詮特定の環境におけるデータでしかない
とはいえZ87マザーにあっさり抜かれるようではECOモデルと名乗る資格などないだろう
もしかしたらH81M ECO側でまだ消費電力を下げられる設定があるかもしれないが、項目の少なさから考えても可能性は低い
むしろASUS側のほうがより下げられる可能性があると思う
ちなみにGTX750Tiを付けた状態でベンチマークを回してみたがアイドル消費電力の低下分だけ負荷時も下がっていてパフォーマンスにも影響はなかった
省電力設定はしておいて損はなさそうだ

チップセットだけでは優劣がつけられない上にメーカーごとの細かな設定項目
それらを含めたデータとなるとあまりに膨大でとても把握できるものじゃない
今回はたまたまZ87が勝ったけど、違うモデルで比較すれば結果はどうなるかわからない
そもそも初期値の時点で1W程度しか差がないのもどうかと思うが…

唯一の救いはH81M ECOがインテルLAN搭載ということ。おそらくLGA1150でインテルLAN搭載では最安だろう
今回はそれ目的で買ったので消費電力など実際のところどうでもいいのだ
ということにしておこう

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[ 2016/03/15 16:27 ] PC | TB(0) | CM(1)

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[ 2016/03/15 16:29 ] [ 編集 ]

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