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GTX950 960 970の消費電力とワットパフォーマンス

GTX950 960 970が一度にそろったのでデータをとってみた


新たに手に入れたグラボは
玄人志向 GF-GTX950-E2GB/OC
玄人志向 GF-GTX950-E2GB/OC/DF
玄人志向 GF-GTX960-E2GB/OC2/SHORT
ASUS STRIX-GTX970-DC2OC-4GD5

これに今まで使っていた2枚を加えた6枚を比較する
ASUS GTX760-DC2OC-2GD5
SAPPHIRE R7 370 2G GDDR5 PCI-E

GTX950とGTX950DF 表 GTX950とGTX950DF 裏
GTX950DF 補助電源コネクタ部分

クロシコのGTX950はシングルファンとデュアルファンの2モデル
ともに6pin×1仕様 シングルファンのほうは今回6枚の中で唯一ヒートパイプのないクーラーとなっている
デュアルファンのほうはクロシコ(GALAXY)らしくない赤と黒のカラーリング (以下GTX950DFと表記)
なんかGAINWARDに似てるなあと思ってググったら似たようなのがあるので多分それかもしれない
長い基盤にバックパネル、8pin空きパターンまであってかなり豪華な感じがある

GTX960とGTX970 表 GTX960とGTX970 裏

GTX960はおなじみのショートモデル
あらゆるケースにすんなり入るのでミドルレンジのグラボらしいつくりといえる
GTX970は幅のある基盤でクーラーのサイズも一回り大きい
こういうブラケットの幅を超えるグラボはケース選びも大事になってくる
太いヒートパイプにバックプレート付きで見た目も豪華だ

R7 370とGTX760 表 R7 370とGTX760 裏

R7 370とGTX760は前回と変わらず
GTX760とGTX970は8pin×1でほかはすべて6pin×1
GTX950DF、GTX960、GTX970は準ファンレスで高負荷時以外はファンが停止する



テスト環境

CPUi5-4440
CPUクーラーShuriken リビジョンB
マザーボードZ87M-PLUS
メモリW3U1600HQ-4G
SSDSK hynix HFS250G32TND-3112A
電源KRPW-SS500W/85+
OSWindows7 Pro 64bit
測定器ワットモニター TAP-TST8

測定環境

いつもの構成
これにキーボードとマウスを接続
映像出力はHDMIでモニターはWQHDのU2515Hを使用



GPU-Z

GF-GTX950-E2GB/OC              GF-GTX950-E2GB/OC/DF
GTX950 GTX760

GF-GTX960-E2GB/OC2/SHORT        STRIX-GTX970-DC2OC-4GD5
GTX950 GTX760

GTX760-DC2OC-2GD5              R7 370 2G GDDR5 PCI-E
GTX950 GTX760

ドライババージョンがかわるのでGTX760とR7 370も取り直している
GTX950DFはOC仕様になっている



ベンチマークスコア

今までと同じ
デフォルト設定はほとんど意味がないので、フルHD設定だけ行う

ベンチマークの設定
・FF14蒼天のイシュガルド 1920、DirectX11、最高品質
・PSO2 1920、設定5
・PSO2EP4 1920、設定6
・3DMark11 Performance (P) (デフォルト)
・3DMark11 Extreme (X)
・ドラクエ 1920、最高品質

ハイエンドモデルになるとフルHDすら無意味で4Kベンチが基本になってくるらしい
最近出たGTX1000シリーズはまさにそういう環境での仕様を想定しているといえそうだ
性能そこそこでいい人にとってはまったく関係のない話だが

FF14PSO2PSO2 EP43DMark11ドラクエ
R7 3704559210349086P7644X213518773
GTX76062522989616186P7860X291617214
GTX95063563478616211P8135X288616898
GTX950DF66343641117272P8479X304116787
GTX96070773920620168P9104X326617208
GTX970109575039224079P11694X504817884

当然すべてのスコアにおいてGTX970が勝っている
ドラクエだけはなぜかR7 370がいつもいい値を出す。ラデオン最適化でもされているんだろうか
GTX950DFがなかなかいい感じで、ちょうど950と960の間といった感じ
GTX960と970にはスコアに大きな開きがあり、960と950はそれほど離れていない
GTX950は登場時こそ960とほとんどかわらない値段でボロカスに叩かれていたが、今はすっかりお手ごろ価格になっている
特に今回手に入れた2製品は11800円と12800円なので、コスパはなかなか
GTX960は14800円、GTX970は23000円で手に入れた



温度と騒音

温度はGPU-Zで測定
騒音はGM1351で計測
グラボのファン側から数センチ離したところに設置
アイドル時とPSO2EP4のベンチを回した際一番大きかった値を使う

騒音計

室温28℃
アイドルFF14PSO2PSO2EP43DMark11ドラクエ
R7 37034656666616062
GTX76035727073666763
GTX95028696767636363
GTX950DF36686768666359
GTX96036726971696863
GTX97043717072706969

基本的に性能が低いほど温度も低い傾向だ
クーラーが共通ならこのまま比較できるが、当然ながらグラボはすべてクーラーが異なるのでこのデータだけではほとんど意味がない
ファンがどれだけ回っていてこの温度なのか知る必要がある
なおグラボのファンが停止していても騒音計は35dbA程度に表示されるが、ここでは0dbで表記する

最小(db)最大(db)回転数(rpm)温度(℃)
R7 3704150171666
GTX7603854261073
GTX9504347152967
GTX950DF041109268
GTX960047151571
GTX970048140272

二つの表をあわせて見ると、温度は一見それほど差がないように見えて騒音は全然違うことがわかる
特にGTX760はこれだけ高回転でぶん回してようやくGTX970と同程度の温度というありさま
逆にGTX950DFは温度こそそれほど低くないがファンがめちゃくちゃゆるく回っているのがわかる
静音重視なら迷わずこういうグラボを選ぶべきだろう
シングルファンのほうも最大47dbで温度も低い。アイドル時の28度はさすがに低すぎる気もするが…
やはりミドルレンジはこういうところで強い
GTX960とGTX970はGPUこそ違うが温度、静音性ともに同程度といったところ。それがあのグラボの大きさの差につながっているというわけか
そしてなにより、ファン停止がすばらしい
どれだけ静音にこだわったとしても、止めてしまえばそれ以上の静音はない
この準ファンレスグラボだが、しきい値はどうなっているのか気になったので調べてみた
各ベンチにおけるファン回転開始と停止の温度を順に記載する

FF14PSO2PSO2EP43DMark11 P3DMark11 Xドラクエ
GTX950DF533247324932533151315331
GTX960543247314931553154315431
GTX970665266526653665266526555

ベンチマークが始まると急速に温度が上がるため、ゆるやかに温度が上がればもう少し早めに回りだすと思われる
これを見るとクロシコとSTRIXシリーズは違う仕組みで回転制御がかかっているのがわかる
STRIXは66度あたりでファンが回りだし、52度あたりでファンは停止、そこからはファンレス状態でゆるやかに通常温度まで下がる
クロシコのほうは開始のしきい値がSTRIXより低い
そして31度というかなり低い温度まで下がってからファンが停止する
その後ファンレスのアイドル温度36付近までゆっくりと上がるという仕組みになっている
ファン回転時間を考えればより短いであろうSTRIXのほうが優れているといえるが、実際どっちでもかまわないと思う
ケース内温度を考えればSTRIXのほうがエアフローに気を使う必要がありそうだ



消費電力

アイドル動画再生
i5-444021.424
R7 3703440
GTX76034.742
GTX95032.941
GTX950DF34.742
GTX96034.941
GTX97037.846

アイドルに関してはGTX950が優秀
GTX950よりDFのほうがアイドルが少し高い
やはりOCモデルはアイドルが若干上がる傾向にあるようだ
GTX970はアイドル、動画再生ともにほかより高い
当然のことだが、ハイエンドグラボを必要とするユーザーは性能第一なのでこの程度の差があろうがなかろうが特に関係はない
求める性能が出せないグラボ相手に消費電力の比較などそもそも無意味だからである

FF14 イシュガルド
12345678910平均値
R7 370169150151151152152152147151146152.1
GTX760202207200212210206205201205199204.7
GTX950147153147146150152150150137144147.6
GTX950DF142150150153151152150144142144147.8
GTX960162166164171167175165161162164165.7
GTX970217227232235232232236225216220227.2

PSO2
123456平均値
R7 370163171163162160163163.7
GTX760192201198207191194197.2
GTX950157154153155159151154.8
GTX950DF150155156161153149154
GTX960165176180175170169172.5
GTX970226226224218226224224

PSO2 EP4
123456平均値
R7 370162159162164162163162
GTX760204205207207206207206
GTX950161157159153151153155.7
GTX950DF156153157150153155154
GTX960172168173164167167168.5
GTX970222221226228225224224.3

3DMark11 Performance
GT1GT2GT3GT4PTCT平均値
R7 37014313713814075.8149130.5
GTX76021420820220583.1202185.7
GTX95014814214314479.4161136.2
GTX950DF15915514815680.2150141.4
GTX96019518016517579.3156158.4
GTX97022821721622387.2197194.7

3DMark11 Extreme
GT1GT2GT3GT4PTCT平均値
R7 37013713112612876.1142123.4
GTX76020820218920283.1199180.5
GTX95014514114014379.4157134.2
GTX950DF15415613915080150138.2
GTX96017816714916779.3158149.7
GTX97021921921921887.3241200.6

ドラクエ
12345678平均値
R7 370153156160144164158134142151.4
GTX760171182183162181175129157167.5
GTX950137143144133144136126130136.6
GTX950DF129131132120132130115117125.8
GTX960135141143127141131120123132.6
GTX970174186196159185169117130164.5

消費電力順はおおよそ
GTX950<R7 370<GTX960<GTX760<GTX970
といったところ
GTX950DFがOCにしてはGTX950とそれほど差がない。よくできている
GTX960はGTX950より少し高い程度
GTX970はさすがに電気を食う。同じ8pin×1のGTX760より高い



ワットパフォーマンス

各ベンチマークで記録した最大消費電力とスコアから消費電力あたりのスコアを算出し表にまとめる
P=ベンチスコア、W=最大消費電力、P/W=ワットパフォーマンス
さらにその値をGTX760を100とした数値に置き換える
これで各ベンチにおいてどのグラボが一番ワッパで優れているのかがわかる

FF14PSO2PSO2 EP43DMark11 P3DMark11 Xドラクエ
PWP/WPWP/WPWP/WPWP/WPWP/WPWP/W
R7 37045591692721034171123908616455.4764414951.321351421518773164114.5
GTX760625221229.529896207144.41618620778.2786021436.72916208141721418394.1
GTX950635615341.534786159218.816211161100.7813516150.5288615718.416898144117.3
GTX950DF663415343.436411161226.217272157110847915953.3304115619.516787132127.2
GTX960707717540.439206180217.820168173116.6910419546.7326617818.417208143120.3
GTX9701095723646.45039222622324079228105.61169422851.35048241211788419691.2

FF14PSO2PSO2 EP43DMark11 P3DMark11 Xドラクエ
R7 370928571140107122
GTX760100100100100100100
GTX950141152129138131125
GTX950DF147157141145139135
GTX960137151149127131128
GTX97015715413514015097

これはわかりやすい結果となった
PSO2、3DMark11 Performance、ドラクエはGTX950DFがワッパでトップ
FF14、3DMark11 ExtremeではGTX970、PSO2 EP4のみGTX960がワッパトップとなった
GTX760は何をするにもワッパがひどく、特にFF14やPSO2のようなゲームをする場合R7 370と並んでひどくなっている

こうしてみるとGTX950は軽いゲームからそこそこ重いゲームまで満遍なくワッパがいいのがわかる
対してGTX970は重いゲームではワッパがいいが、ドラクエのような軽いゲームでは一番ワッパが悪い
軽いゲームしかやらないのに上位のグラボを買うという行為はまったくもって金と電気代の無駄でしかない
GTX960はたしかにGTX950より性能はいいが、ワッパにおいてはかなり狭い範囲でしか発揮できなさそうだ
950の性能では足りないが960なら足りる、そんなジャスト環境でもない限り950を選んでおいたほうが正解かもしれない

ワッパというのは一般的には、自分が求める性能を満たすグラボの中で一番優れているものを選ぶ際の指標だと思う
GTX950がいくらワッパがよくても、4Kで重いゲームをやるのはまず無理だろう
それならGTX950で動くように解像度や負荷設定を落とすのか、あきらめてGTX970なり上位のグラボを買うのか、それは本人の自由だが
どうもそういうのとは違う分類のグラボがある
それが補助ピンなしのグラボだ
補助ピンなしのGTX750TiやGTX950は真っ先にワッパという言葉が出るくらいそれが最重要視されている
普通のグラボならその性能においてどれだけ消費電力が低いか、がワッパの優劣となるが
補助ピンなしのグラボは低い消費電力でどれだけの性能を出せるか、という意味でのワッパなのだろう
そういうところは内蔵GPUとも似ている気がする
内蔵GPUは消費電力ではまず間違いなく最強であり、その中で毎世代性能微増を繰り返している
そんなのを毎回買い換えたところでほとんど意味はない(というのは言いすぎかもしれないが)のだが、グラボなしでどこまで性能を伸ばせるかという魅力というか楽しみ方がある
そういうのを突き詰めていくと、アイドル低消費電力へと引きずり込まれていくわけだが…
ワッパワッパといったところで性能ありきの話なので、結局それをどれだけ生かしてるのかが一番大事なのはいうまでもない

ところでこれだけのグラボを用意してメインPCにどのグラボを乗せるかだけど
GF-GTX950-E2GB/OC/DFにすることにした
やっぱり静音性は大事だからね
あと使ってる人が少なそうだし、見た目もかっこいいので


   

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[ 2016/08/17 09:50 ] PC | TB(0) | CM(1)

なんですか、このスンバラシイ記事・・・
光の速さでブックマークした。

個人的には、ワッパの部分と、静音性に関する部分が大変参考になりました。
(客観的に静音性を測れる指標”ファン回転数”に言及している貴重レビュー・・・な上に騒音値まで測られているとかもうね・・・ビクンッビクンッ)

「各ベンチにおけるファン回転開始と停止の温度」に関する記述なんてシビレます。
ほぼイキかけました。


苦労されたと思います・・・本当にお疲れ様でした。

心から御礼申し上げます。
[ 2017/02/16 07:24 ] [ 編集 ]

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